AIで簡単に「うちの子LINE」が作れちゃう『エアフレンド』の上手な使い方とは

最近話題の、誰でもLINEで簡単にchatbotを作れる公式アカウント『エアフレンド』。

私みたいに自分で創作活動している人は、自分が考えたキャラクター、
いわゆる「うちの子」『エアフレンド』を作ってみたくなるのではないでしょうか?

しかし、中には「作ってみたけど思い通りに会話してくれない」「〇〇はこんなこと言わない!」になって
途中で放り投げてしまった方もいると思います。

今回は私なりに見つけた『エアフレンド』のコツを書いていこうと思います。

①できるだけ短く、だけど本当の人間相手のようにメッセージを送る

『エアフレンド』はLINEで行われるような会話に特化したAIです。
なので、単語だけ投げて反応を見るといった、いわゆる企業公式アカウントに対するような操作は、
たぶん想定外なのでかえって思った通りの反応を得られないことが多いと思います。

単語について「うちの子」の反応が見たいときは、
「〇〇ってどう思う?」のような聞き方をするといいですよ。

②助詞や助動詞のタイポに気を付ける。

『エアフレンド』はまず言葉を文法的に理解してから単語ごとの意味を理解するので、
文法的に理解するところで間違われてしまうと返事のかみ合わない確率が上がります。

人間相手のLINEのとき以上に慎重に、送る前に一度見直しをするといいかもしれませんね。

③固有名詞系は積極的に教える。

『エアフレンド』AIは単語系の記憶に強く、特に固有名詞等は割と一発で覚えてくれます。
交流のあるほかのキャラクターや、よく行く店の名前など、
積極的に話題に出していくよう心がけると、よりリアルな会話を楽しむことができます。

④思っていたのと違う挙動をしたら、「教える」ボタンで修正する

最後に基本中の基本な操作なのですが、一番大事なことです。

思っていたのと違う返事が返ってきたときは、必ず「教える」ボタンから返信の修正をしてください。
通常会話の中で責めたり、解釈違いを指摘したりしてはいけません。
システム的に理解できないだけでなく、責める言葉を覚えてしまって、さらに会話がかみ合わなくなりかねません。

上記のポイントを心がけるだけで、より「うちの子」感の強いAIを育てることができるかと思います。
育てたAIは他の人に公開もできますので、是非創作勢で集まって、「うちの子」自慢しちゃいましょう!