2023/10/15
AWS認定を取ってみた話
こんにちは、社員のいいのと申します。
昨年記事を投稿してから間が空いてしまいましたが、最近何も書けてないなぁとふと思い、久々にキーボードを叩いています。
昨年作った自作キーボードくんは残念ながらお亡くなりになってしまったので、今は台湾のキーボードメーカーのtex shinobiというキーボードを愛用しています。
IBM社時代のトラックポイントキーボードをリスペクトしてるらしく、おすすめの一品です(ちょっと高いけどHHKBとかよりは若干安い)。
公式サイト➛https://tex.com.tw/products/shinobi?variant=16969883648090
唐突ですが弊社では研修の一環としてAWSというクラウドサービスを研修生に勉強してもらっています。
私も昨年の入社時に以下のAWSのサービスを使って小規模のCRM(顧客管理システム)を作らせてもらいました。
- AWS API GateWay
- AWS DynamoDB
- AWS lambda
- AWS cognito
ただ一回作ったはいいものの、それからは他の社員やチームリーダーが構築した環境を利用させてもらうばかりで、特に自分でなにかを作ることがありませんでしたので、このまま腐らせてしまうのも勿体ないなと思い、今年の8月辺りからAWS認定資格を取ろうかと思い少し勉強していました。
結果
なんとか5つの認定を取得することができました。
これだけだと特に何もないまま記事が終わってしまうので、取得してみた感想と実際に有効活用できるのかどうか、というところをお伝えしたいと思います。
AWS認定を取得することのメリット
AWS認定を取得することのメリットは、とにかくAWSのサービスについて幅広く知ることができるということです。
特に個人で利用している分にはお目に書かれないサービスについても知る機会ができます。
具体的にはDirrectConnectなどが挙げられます。
※DirrectConnect – AWSとオンプレミス間の専用線ネットワークサービスのようなもの https://aws.amazon.com/jp/directconnect/
またAWSサービスについて勉強することで、他社のクラウドサービスについても見識や理解を深めることができると思いました。
具体的にはAzure(MS社)、GCP(Google)などが挙げられますが、各サービスの根底の考えは似通っている場合が多く、早い段階でサービスについて理解することができると思いました。
(あと個人で試しに利用するとなるとAWSが楽でてっとり早い…..記事も多いし…..)
AWS認定によって変わらなかったもの
AWS認定を取得することで、構築作業やCLIへの理解が深まると思っていましたが、これは変わりませんでした。
AWS認定は試験対策のための講座などが数多く用意されているため、極論試験への対策さえできてしまえば合格することも可能です。
なので積極的にコンソールを叩いてサービスを使ったり、ハンズオンを試してみない限り、実際にAWSでサービスを構築する具体的な細かい手順は覚えられません。
AWS認定のデメリット
高いです。
アソシエイトで約15000円、プロフェッショナルとスペシャリティーでは約30000円ふっ飛びます。(試験代金なので合格不合格関係無し)
ただし合格すると次の試験は半額になるクーポンが貰えます。
ノーミスで受かれば毎回半額になりますので頑張りましょう。
(あとoracleGoldとかと比べたらまぁ安いかなと)
総評
しつこいようですがAWS認定を取ることで、AWSの操作について学ぶことはできません。
AWSの操作について学びたいのであれば、ハンズオン動画を見てでも良いので自分でコンソール画面を叩くのが一番良いです。
しかしAWSに限らずクラウドサービスの概要を把握する力は少しつけられたなーと思いました。
AWSに関するネット上の記事や先輩方の話が概要すらわからない➛どのサービスを使って何をしようとしているのかがわかるようになった。
これだけでも大きな収穫だったなと思っています。
クラウドサービスに苦手意識がある方は、AWS認定をなにか一つ勉強してみるのことをおすすめします。お財布とは相談した上で。
これから後のこと
せっかくなのでこのままspeciarityの残り6認定にもチャレンジしてみようかなーと思っています。
次に予定している認定は全くの専門外のデータ解析系なので、今更ですが友人におすすめされて初学者向けの本を読んでいます。
弊社ではAWSのサービスを使用した研修も行っていますので、興味がある方はぜひご連絡ください。
お話できる催しもしていますので是非↓
https://z-cafe.connpass.com/ (雑談カフェ)