2024/03/31
AWSで返金してもらった話
時代はくらうどねいてぃぶでくーばねてぃすが業界のデファクトスタンダードらしいですよ。
という訳で私も時代に取り残されないように色々記事を見ながら試してみました。
https://qiita.com/minorun365/items/0441e4878f0984a9fc0a
で、作った関連サービス消してひと月後
EKSではなく、ECSとEC2しか削除してなかったようでしっかりと請求が発生してしまいました…..
日本円で約1万円なので結構痛いです…..
AWSサポートへ連絡
自業自得とはいえ、ほぼ使っていなかったサービスに請求が来てしまった為、返金対応等できないかAWSサポートへ連絡。
その後何回かサポートセンターとやり取りさせていただいた結果….
無事返金していただくことができました!
本当に良かった…..
なおAWSには責任共有モデルという「AWS と利用者の責任範囲を明文化した」規約のようなものがあります。
https://aws.amazon.com/jp/compliance/shared-responsibility-model/
今回の件は構成管理が要因と考えられますが、実は構成管理って責任共有モデルに基づくとユーザーの責任範囲に当てはまるんですよね
なので同じように意図しないサービス利用によって請求が発生してしまった場合、返金されないことを前提として考えたほうが良いです。(今回は運が良かった)
コストを監視する
このような自体を防ぐためには、何らかの形で予算を把握しておく必要があります。
AWSには監視用のサービスもあるため、例えばCostExprolerで予算超過したときにメール送ってもらうなんていうこともできます。
ただ、メールって結構気付けなかったりしますよね。
理想はSNSや携帯の通知に毎日の料金を通知してくれることです。そうすればもし不正利用されていたとしてもすぐに気づけますし。
なので下記の記事を参考にして、Slackに毎日通知してくれるように設定してみました。
(コードで環境が作れるの本当に便利)
https://dev.classmethod.jp/articles/awscdk-costexplorer-notify-to-slack/
※2024年1月時点では一部ライブラリで最新版に対応していないものがありましたので、もし詰まってしまった方がいたらurllibというライブラリは以前のバージョンをimportしてみてください。(以下参考記事と実際に叩いたコマンド)
https://qiita.com/HLHHS11/items/c26f1632a141a1dcc7a7
cdk --version
2.60.0 (build 2d40d77)
python --version
Python 3.10.6
#command line
py -m pip install -t python requests "urllib3<2"
これで毎日安心して眠れます。
まとめ
クラウドサービスを個人で使うときは、コスト管理と監視は徹底しないと危ないなーと実感する一週間でした。
もうメール見て冷や汗をかく経験はしたくないですね。