Ramen55には月間の売り上げ実績レポートを作成して印刷できる追加機能があります。
前回に引き続き、そのレポート作成機能の開発秘話をちまちまと書いていこうかと思います。

行程②：どう作るかを決める（システム要件・調査） 二回目

まさかの前回調査した方法が全ボツになってしまったため、
再び技術調査に入ります。

csv形式はexcelを持っていない人には使えないので、
今回はラーメン55で集めたデータをpdfという形式で書き出すことにしました。

さて、最初の問題は、どこからファイルを持ってくるか？　です。

ラーメン55の裏では、主にjavascriptとphpという二つの言語が動いています。
（実は結構すごいんですよ！）
このうち、javascriptはセキュリティの問題とかなんとかで、ページを見ている人にファイルを保存させることができません。
ここまでは過去にボツった別機能の調査でみなの川さんが調査してくれていたようです。

結構めんどくさいですが、セキュリティの問題と言われてしまってはしょうがないですね。
ファイルを保存させる言語はphpに決定しました。

動かし方としては、
①phpで毎回pdfを作成して
②そこからダウンロードしてもらう
という形です。

しかし、phpからpdfを作る機能を一から作るには私の技術力が足りません！
ここはおとなしく、ライブラリという他の人が作った仕組みを利用することにしました。

phpでpdfを作るライブラリは3つくらいあったのですが、
そのうち2つは既存のラーメン55のコードと一緒に動きませんでした。
よって、使うライブラリは残った1つのmpdfというものに決定しました。

でもこのmpdf、触ってみるとなかなか曲者だったんです!?

次回はmpdfの調査について書いていこうかと思います！